治療の流れFlow

Flow治療の流れ

高森歯科では、みなさんが生涯に渡って健康なお口を維持していただくことを第一に考えております。したがって、初診で来院された皆様に対して、以下の点を念頭において診療を進めています。

1 歯が無くなっていく原因であるムシ歯や歯周病について、まず検査を行ない、現状をよく知っていただいた上で、進行させないようにするための方法を一緒に考えます。

2 ムシ歯や歯周病など、病気の原因であるばい菌のかたまり(汚れや歯石)をまずきれいに取り除く治療を優先させます。

3 治療が終了したあとも、病気の再発をできるだけ抑えるために、メインテナンスで継続して来院していただきます。

悪い歯の治療ももちろん大切ですが、根本的な原因が解決されていなければ、たとえ治療をしたとしても、またむし歯や歯周病が再発することになり、何度も治療を繰り返して歯を失っていくことになります。まず、むし歯や歯周病などの病気をできるだけ進行させないことを第一に考えましょう。

歯を失ってから苦労しないようにするためには、歯ブラシ習慣をはじめ色々な生活習慣を見直していただくとともに、病気の最も大きな原因であるバイオフィルム(プラーク・歯垢)を定期的に取り除くことが、治療をするよりも重要です。高森歯科では、来院されるすべての患者さんに対して、診療は基本的に以下のような流れに沿って行なっています。

  • 01
    検査と説明

    当院では、来院されるすべての患者さんに、以下のようなお口の中の検査を行います。

    口腔内写真

    レントゲン検査

    歯周ポケット検査

    唾液検査(保険適用外3,000円)

    その他

    すべての患者さんに、担当の歯科衛生士をもっていただき、ひとりひとりお口の中の様子について詳しく説明させていただきます。治療を進める上で患者さんのお口の中全体を知ること、知っていただくことはとても大切なことです。

    当院では最新のCT装置を導入しております。
    歯科用の3次元CTにより、今まで以上に詳細な診断ができるようになりました。インプラント、歯周病、根幹治療(歯の根の治療)、顎関節症、矯正などの治療時に有効です。

  • 02
    初期治療

    治療はまず歯科衛生士が中心となり、お口の中の汚れや歯石のお掃除からはじまります。 歯ブラシの選択や使い方、生活習慣のアドバイスも平行して指導させていただきます。 丁寧にバイオフィルムを取り除き、バイ菌の数を減らし、歯ぐきの炎症を抑えます。 清潔なお口の中になってこそ、長持ちするきちんとした詰め物・かぶせ物を入れることができます。もしお聞きになりたいことがあるようであれば、何でもお気軽にお尋ねください。

  • 03
    再評価と説明
    初期治療が終了した後、治り具合やかかり易さをもう一度調べて、評価し、その結果を説明させていただきます。
  • 04
    治療
    再評価後、必要なムシ歯の治療やさらに必要な歯周病の治療などを行います。 治療が長くかかる場合は、定期的なメインテナンスも平行して行ないます。
  • 05
    メインテナンス

    まず1~2ヶ月の短めのメインテナンス(SOT)で経過を確認し、大丈夫であれば3~6ヶ月のメインテナンスに入っていきます。ご家庭のブラッシングも大切ですが、それだけでは奥歯の隅・歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目の溝にあるバイオフィルムはきれいに取り除くことができません。ムシ歯や歯周病はそのような場所からまた再発してきます。必ず歯科医院で定期的にクリーニング(メインテナンス)をお受けいただき、専門の器具を使ってバイオフィルムが取り除かれ健康なお口を維持することをお勧めします。

    こうした歯科医療システムに慣れておられないかもしれませんが、「歯医者は悪くなったら行くところ」ではなく「お口の中を守るところ」とご理解ください。当診療所スタッフも皆さまのお口の健康管理について安心しておまかせいただけるよう努力しております。治療に関するご質問は遠慮なく歯科医師・担当の歯科衛生士にお尋ねください。

お願い

診察券は大切なアポイントを記入しますので、必ずご持参下さい。
毎月必ず月始めには、保険証の提示をお願い致します。
診療中は携帯電話の電源をお切り下さい。

サリバテスト

当院では「サリバテスト」を行っております。
口内環境を調べることで、患者さんひとりひとりに合った予防歯科をご提案します。